2011年8月21日日曜日

フェスティバルFUKUSHIMA!「福島大風呂敷」に参加してきました!

ADcafe.311 vol.01で「こどもの隠れ家」プロジェクトを紹介してくれた建築家アサノコウタ君が参加しているイベント、フェスティバルFUKUSHIMA!「福島大風呂敷」に参加してきました。

会場となる福島市四季の里は、一面芝生に覆われたきれいな広場です。会場の放射線量は福島市内でも比較的低いのですが、震災前の同じ地点や東京をはじめとする他の地域と比較すると線量が高くなっていることは否めません。そこで、芝生からの表面被曝の防止や靴底についたセシウムの拡散を防ぐために、芝生の広場一面にアートとして大風呂敷を敷いてしまおう、というのがこのプロジェクトの趣旨だそうです。
AM9:30頃、会場に到着。すでに多くの参加者によって、順調に大風呂敷が敷き詰められていました。
僕たちも早速お手伝い。図面通りに風呂敷を並べ、アンカーで固定していきます。
お昼前には、見事に会場一面に大風呂敷が広げられました。色とりどりの風呂敷。キレイですね。中には、福島へのメッセージが書き込まれた風呂敷もありました。

午後からは、敷かれた大風呂敷を頼りにたくさんのミュージシャンの方が思い思いにゲリラライブを行っていました。あちこちから聞こえてくる様々な楽器の音や歌声。中には個性的なパフォーマンスをしている方も。
 その後、メインステージで音楽ライブ。写真は大友良英さん率いる巨大アンサンブル「オーケストラFUKUSHIMA」と鍵盤ハーモニカを演奏する坂本龍一さん。
 会場のあちこちで、楽器を片手に笑顔で話をする人たち。2度のゲリラ豪雨にも負けず、会場から感じた音楽の力、そして人の力。このブログで当日の音をお伝え出来ないのが残念ですが、下ばかり向いていても仕方ないと立ち上がったたくさんの人たちの熱い気持ちを感じ取ることが出来、とても有意義な一日でした。

(谷口景一朗/森弘子)

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