08.27に行われたADcafe.311 vol.02のレビューを掲載します。
今回のレビューは、当日「a book for our future」のプレゼンをしていただいた8to8officeの中木亨さんに書いていただきました。また、「a book for our future」については、谷口景一朗がレビューを記載しております。
是非、ご一読下さい。
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ADcafe.311 vol.02に呼んでいただきありがとうございました。手短ながら私の主観と推測に基づき、時間内にお聞きできなかった内容など含め簡単にレビューを書かせていただきます。間違っている点などがあったらご指摘いただけるとありがたいです。
まず、震災復興に参画しているデザインチームは、これまで基本的に他の地域で行われていることを参照する機会に乏しいように思います。アーキエイドが現在調整中であり、時期に網羅的に発表されることもあると思いますが、公の場で他地域や、他チームの進捗を確認するのは私にとって初めてのことでした。
震災がらみのプロジェクトについて、私の観測範囲で分類分けすると大きくは以下のようなものに分けられると考えています。
1)避難所の居住性に関すること。(避難所は既に閉鎖されている箇所も出始めているため、このフェーズは既に終わりつつあります)
2)仮設に関すること(住宅の場合もあれば、公共性を持った母屋の場合もあります)
3)リサーチ(建築・都市計画・ラ系で観測する視点に差異があり、土地のリソースをどう読むか多角的に考えるきっかけになります)
4)本設の復興計画(都市部のものと、小規模のものとでスキームに差異があります)
5)その他のボランティア活動(建築分野以外の内容があります。デザインの分野は大きなプロジェクトのほんの一部ですが、今回はその他ということでまとめます)
気仙沼復興支援プロジェクトや、我々「a book~」のプロジェクトについては4)にカテゴライズされますし、mova projectや、どんぐりハウスといったプロジェクトは1)2)にカテゴライズされます。とりわけ仮設に関する内容は個人的にはタッチしていなかったこともあり、非常に気になっていました。仮設住宅は法律では2年で取り壊さなければいけないとされていますが、過去事例や現状の見通しを考えると実質それ以上の期間を過ごすことになる可能性が非常に高いことを恥ずかしながら最近知りました。その期間の長さを考えると仮設における環境はやはり軽視できないものです。
■工学院大学学生有志によるmova project
合板を用いた移動式家具の設計でした。スタディの段階での「とある苦悩」や、予算取りの大変さ、プレゼンでは言及していませんでしたがおそらく現地でのマッチングにも苦労したのではないかと推測します。スピーディに実現までかこつけたプロジェクトです。
ちなみに仮設住宅の環境という点では、現在では内部空間以外に外部空間の居住性による影響、すなわち仮設住宅同士の情報流通という課題が浮かび上がっています。というのは、公のサービスでは手の行き届かない高齢者や小さい子供を住民全体でカバーするようなことや、口コミで意地される情報インフラのようなものが仮設住宅での生活を健全なものとして維持するために軽視できないものであると認知され始めたからです。ベンチひとつで起こる情報流通などさえ重要視される現状があります。
その中で、ハードウェアコミュニケーションという視点で考えた場合、実装後の使用のされ方についてのフィードバックは後の同様のプロジェクトにおいても非常に参照すべき内容になるのではないでしょうか。個人的には非常に分析したいと考えている事項でした。
■東海大学チームのどんぐりハウス
ロハスデザイン2011大賞を受賞した仮設の小屋の設計についてでした。ウッドブロック構方を独自にスタディし、断熱方式やソーラーパネルとバッテリによる自家発電方式、バイオ分解式トイレ等、新潟中越地震の際に蓄積したノウハウを生かしていることがよくわかる内容であり応急仮設のクオリティとして非常に高いものであると思います。
仮設に関しては、上記の理由から居住性が求められることは必須ですが、それに比してスピーディーな建設が求められます。試験的なものであっても新技術を導入するためには労力を要するように思います。中越地震のノウハウをしかと受け継ぐことで実現を早めたのだと思いますが、先の事例をしっかりと継承できていることは多いに評価べき事ではないでしょうか。
■SFCによる気仙沼復興プロジェクト
現地生まれの学生を核に、リサーチ・情報流通・コミュニティ形成・地区計画提案とマルチプルにまちづくりの提案を行っているチームでした。多方面の課題をカバーするためにあらゆる手段を導入しているのが、スマートに計画されています。まちづくりの本筋の計画を提案していく場合、個人的には地域住民との関係、行政とのかかわり方についてどうしても着目してしまうのですが、その点に関してはセカンドオピニオンとしてのスタンスを表明しているのだと私は認識しています。特に、気仙沼は市街地であるため、どのような課題があるのか私にも予測がつきませんが、常に変わっていく情勢の中で、今後もどのように臨機応変に対応していくのか気になります。今後時間がたったときに、また意見をお聞きしたいプロジェクトです。
■東北カフェ
前4者とはまったく違った意図を持った企画であるように思います。東北の名産品を学園祭で売るという企画。当方、福島出身でありまさかADcafeでゆべしを見るとは思わなかった・・・・私自身の主観としては、この企画自体おそらく震災にかかわらず日本全国のローカル食品にスポットを当てることが出来る企画なのではないだろうか?と考えています。わきあいあいとした空気が印象的であり、非常に和ませていただきました。
我々も含めて、プレゼンター5者は大学がかかわっているという共通点により今回選抜されました。その中でも今回は関東の大学が多くあったように思います。現地との往復でさえ非常に労力を伴う中、現地でFIXする作業は非常に大変だったと思います。こういったプロジェクトはすんなりと実現できるものもあれば、現地ニーズとマッチングしない場合も多くあるでしょうし、場合によっては潔く諦めることもまた英断であることもあります。その中で継続的に活動を行っているチームであるため、これまで非常に柔軟な働きをすることが求められたのではないでしょうか。
また、どのプロジェクトも、非常に疾走感のある内容であったように思います。それは学生ゆえのフットワークであったり、災害対策ゆえのスピードであったりということだと思います。しかし、最後に質問した「モチベーションの変化」ということにもつながるのですが、ノウハウの蓄積、事例のストック・共有、そしてそれを放出すべきフェーズが今後必要なのではないかと私は考えています。一度しっかりと分析することで得るフィードバックというのは次のステップ進んでいく際に非常にウェイトのある作業なのではないでしょうか。同様の案件に遭遇するということもあるでしょうし、そこで得たノウハウから平常の業務へ還元されることも多くあると思います。それはアカデミックだからこそ可能であるステップではないでしょうか。
その一歩目としても、今回のADcafeは我々デザインにかかわる人間にとって良い機会であったと思っています。ありがとうございました。
8to8office/中木亨(@irumatsu)
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8to8officeの中木亨さんに、宮城大学中田千彦研究室が関わっている南三陸町戸倉地区長清水集落における復興プロジェクト「a book for our future」について紹介していただいた。
このプロジェクトの興味深い点は、断片的な複数のアイディアを発端に集落の人たちとの対話を重ねることで、一歩ずつ階段を上るかのように集落全体を束ねる1つの案へと集約していく、そのプロセスにある。まず、彼らは6月に長清水集落で第1回WSを開催した。そこでは、学生達が思い思いに集落の未来についてのスケッチを描き、そのスケッチをネタに集落の方たちとの交流を図ったという。道の駅や集会所の提案から、集落を流れる小川にかける橋や集落の風景からインスピレーションを受けた手ぬぐいのデザインに至るまで、様々な種類のスケッチが並び、それについて集落の方たちからコメントをいただくことで、人々の記憶や集落への想いといったものを顕在化させていくこの手法は、各地で行われているWSに
共通する重要な手法である。
このWSで集落の方から聞かれた「住まいへの提案が欲しい」という言葉から、彼らの活動は次のフェーズへの進むことになる。三陸地方特有の海に迫る山地。その地形を生かした集落のつくり方について、WSのときと同様、断片的なスケッチや事例を集めては住民の方と対話をし、少しずつ長清水集落の地形に案を落とし込んでいく作業をしている。このプロセスの中でおもしろいのは、集められたスケッチや事例は全てWEB上で公開されており(http://1000lab.tumblr.com/)、集落の方はもちろんのこと、私達も自由にアクセスして案の変遷をたどることが出来ることである。通常、復興に向けての提案をする、となると何度も現地を訪れて対話を重ね何ヶ月にもわたって検討を重ねた案を満を持して提案しなければならない、と構えてしまいがちでなかなか多くの人が気軽にアイディアを持ち寄ることは難しい。しかし「a book for our future」の手法では、彼らのプロセスの変遷を理解した中で「ちょっとスケッチを描いてみた」とか「こんな事例知ってるよ」などといった気楽な提案を誰でもすることが可能になる。そうして集められた数々の案は、彼らが集落の方と対話を重ねる中で淘汰され、重要なエッセンスは未来の長清水集落のデザインの中に息づくことになる。クラウドデザインとも呼ぶべきこの手法は「a book for our future」を始めるにあたり、最初に集落の方から言われたという「集落を考える仲間を集めて欲しい」という期待にも応え得る手法であり、今回の震災復興のみならず、これからの21世紀型のまちづくりを進めていく中で、非常に有効な手法であると言えるのはないだろうか。
このように非常に可能性を秘めている「a book for our future」だが、今後課題となるのは行政との関わり方であろう。同じ南三陸町内の旧歌津町伊里前地区では「伊里前契約会」というローカルコミュニティを中心として、震災後早い段階から高台移転に関する集落独自の案をまとめていた。移転先の土地地権者や住民の了解も取れていた。しかしこの計画は、「規模が大きく国直轄のプロジェクトとする」という理由から、現在は南三陸町より待ったがかかった状態になっているという。しかし、国直轄のプロジェクトとなっては、予算がつくのは早くても来年度である。地元住民から起こったせっかくの復興への息吹が、行政の紋切り型な対応によって萎んでしまうのはなんとも口惜しい。長清水集落におけるこのプロジェクトが地元行政の体制にも風穴をあけ、被災地全体の希望の灯となることを願ってやまない。
ADcafe.311 staff/谷口景一朗(@keiichirot)
2011年9月8日木曜日
2011年8月28日日曜日
◇無事終了しました◇ADcafe.311 vol.02 2011.08.27◇
◆【ADcafe.311 vol.02 2011.08.27】が無事終了しました。◆
夏の終わりを感じる涼しい天気の中、
今回は前回とはうってかわってマンションの一室を改装したこじんまりとスペースに
多くの方々にお越しいただきました。
学生さんの発表ということもあり、会場全体が終始熱気を帯びていたように感じました。
また、休憩中にはTohoku Cafeの方々にお菓子とお茶をふるまっていただき、
リラックスしながらも実のあるした議論がされたように思います。
そして今回も2次会は大盛り上がりで、長い時間いろんな人たちの間で
さまざまな会話が交わされました。
実はこの2次会も含めてこのイベントが成立しているのではと思ってしまいます。
発表内容もアプローチはそれぞれ違っていたけれど、
どれもとても充実していて、
たいへん興味深く聴かせてもらいました。
発表者のみなさんどうもおつかれさまでした。
そしておこしいただいたみなさんどうもありがとうございました。
次回は来月末に開催予定です。
また日程など詳細が決まりましたらこちらで告知するのでどうぞよろしくお願いします。
夏の終わりを感じる涼しい天気の中、
今回は前回とはうってかわってマンションの一室を改装したこじんまりとスペースに
多くの方々にお越しいただきました。
学生さんの発表ということもあり、会場全体が終始熱気を帯びていたように感じました。
また、休憩中にはTohoku Cafeの方々にお菓子とお茶をふるまっていただき、
リラックスしながらも実のあるした議論がされたように思います。
そして今回も2次会は大盛り上がりで、長い時間いろんな人たちの間で
さまざまな会話が交わされました。
実はこの2次会も含めてこのイベントが成立しているのではと思ってしまいます。
発表内容もアプローチはそれぞれ違っていたけれど、
どれもとても充実していて、
たいへん興味深く聴かせてもらいました。
発表者のみなさんどうもおつかれさまでした。
そしておこしいただいたみなさんどうもありがとうございました。
次回は来月末に開催予定です。
また日程など詳細が決まりましたらこちらで告知するのでどうぞよろしくお願いします。
<staff一同>
2011年8月21日日曜日
フェスティバルFUKUSHIMA!「福島大風呂敷」に参加してきました!
ADcafe.311 vol.01で「こどもの隠れ家」プロジェクトを紹介してくれた建築家アサノコウタ君が参加しているイベント、フェスティバルFUKUSHIMA!「福島大風呂敷」に参加してきました。
会場となる福島市四季の里は、一面芝生に覆われたきれいな広場です。会場の放射線量は福島市内でも比較的低いのですが、震災前の同じ地点や東京をはじめとする他の地域と比較すると線量が高くなっていることは否めません。そこで、芝生からの表面被曝の防止や靴底についたセシウムの拡散を防ぐために、芝生の広場一面にアートとして大風呂敷を敷いてしまおう、というのがこのプロジェクトの趣旨だそうです。
AM9:30頃、会場に到着。すでに多くの参加者によって、順調に大風呂敷が敷き詰められていました。
僕たちも早速お手伝い。図面通りに風呂敷を並べ、アンカーで固定していきます。
お昼前には、見事に会場一面に大風呂敷が広げられました。色とりどりの風呂敷。キレイですね。中には、福島へのメッセージが書き込まれた風呂敷もありました。
午後からは、敷かれた大風呂敷を頼りにたくさんのミュージシャンの方が思い思いにゲリラライブを行っていました。あちこちから聞こえてくる様々な楽器の音や歌声。中には個性的なパフォーマンスをしている方も。
その後、メインステージで音楽ライブ。写真は大友良英さん率いる巨大アンサンブル「オーケストラFUKUSHIMA」と鍵盤ハーモニカを演奏する坂本龍一さん。
会場のあちこちで、楽器を片手に笑顔で話をする人たち。2度のゲリラ豪雨にも負けず、会場から感じた音楽の力、そして人の力。このブログで当日の音をお伝え出来ないのが残念ですが、下ばかり向いていても仕方ないと立ち上がったたくさんの人たちの熱い気持ちを感じ取ることが出来、とても有意義な一日でした。
(谷口景一朗/森弘子)
会場となる福島市四季の里は、一面芝生に覆われたきれいな広場です。会場の放射線量は福島市内でも比較的低いのですが、震災前の同じ地点や東京をはじめとする他の地域と比較すると線量が高くなっていることは否めません。そこで、芝生からの表面被曝の防止や靴底についたセシウムの拡散を防ぐために、芝生の広場一面にアートとして大風呂敷を敷いてしまおう、というのがこのプロジェクトの趣旨だそうです。
AM9:30頃、会場に到着。すでに多くの参加者によって、順調に大風呂敷が敷き詰められていました。
僕たちも早速お手伝い。図面通りに風呂敷を並べ、アンカーで固定していきます。
お昼前には、見事に会場一面に大風呂敷が広げられました。色とりどりの風呂敷。キレイですね。中には、福島へのメッセージが書き込まれた風呂敷もありました。
午後からは、敷かれた大風呂敷を頼りにたくさんのミュージシャンの方が思い思いにゲリラライブを行っていました。あちこちから聞こえてくる様々な楽器の音や歌声。中には個性的なパフォーマンスをしている方も。
その後、メインステージで音楽ライブ。写真は大友良英さん率いる巨大アンサンブル「オーケストラFUKUSHIMA」と鍵盤ハーモニカを演奏する坂本龍一さん。
会場のあちこちで、楽器を片手に笑顔で話をする人たち。2度のゲリラ豪雨にも負けず、会場から感じた音楽の力、そして人の力。このブログで当日の音をお伝え出来ないのが残念ですが、下ばかり向いていても仕方ないと立ち上がったたくさんの人たちの熱い気持ちを感じ取ることが出来、とても有意義な一日でした。
(谷口景一朗/森弘子)
2011年8月18日木曜日
【復興トマト・配布会のお知らせ】
ADcafe vol.01にて、【塩トマト】の発表してくれた、東京大学・飯田晶子さんからのお知らせです。
塩トマトは【復興トマト】として、京橋で配布されることになりました!
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「復興トマト」(宮城県岩沼市産)の配布会が開催されます。
お時間がある方は是非お立ち寄り下さい。
日にち:8月21日
時間 :12:00~15:30
場所 :中央区区京橋3丁目 大根河岸跡広場
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
塩トマトは【復興トマト】として、京橋で配布されることになりました!
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「復興トマト」(宮城県岩沼市産)の配布会が開催されます。
お時間がある方は是非お立ち寄り下さい。
日にち:8月21日
時間 :12:00~15:30
場所 :中央区区京橋3丁目 大根河岸跡広場
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2011年8月10日水曜日
*【決定】ADcafe.311 vol.02 【2011.08.27(土)】*
【詳細決まりました+時間変更しました!】
◆ADcafe.311 vol.02を開催します◆☆今回は、参加費を500円とさせていただきます。
東大五月祭にて活動をされた、【TohokuCafe】にご協力いただき、
東北のお菓子とお茶をおだしします☆
日にち:2011年08月27日(土)
時間:14:00開場 14:10開始 16:50終了予定
場所:Creater's District cue702
東京都渋谷区渋谷1-17-1 TOC第2ビル
大きな地図で見る
参加費:500円
参加方法:adcafe.mail@gmail.comまで参加の旨と名前・連絡先をご連絡ください。
※今回はお菓子の準備がありますので、事前登録をお願いします!
第2回開催決定です!
第2回は夏休みともあって、学生のみなさんにお話していただきます!
前回同様20分程度ずつ話してもらい、全組が話し終えた後に、全員が参加できるフリートーキングを予定しています。
【発表してくださる学生のみなさん◆最終決定しました】
<program>
14:00 開場
14:10 スタート
14:20 1組20分×4組 被災地での支援
1.加藤直樹+工学院大学学生有志 「mova project」
2.川田千尋+慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス 「気仙沼復興プロジェクト」
3.桜井寛+東海大学チャレンジセンター 「どんぐりハウスについて」
4.中木亨(8to8office)+宮城大学中田研有志 「a book for our future,311について」
15:40 お茶とお菓子×【Tohoku Cafe】のご紹介
15:50 休憩
16:00 フリートーキング
16:50 クローズ
出席希望のご連絡、質問等は上記アドレスまでご連絡ください。
ADcafe staff
2011年8月8日月曜日
ADcafe.311 vol.01 レビュー
伊藤達信くんによるADcafe.311 vol.01(7/18開催)のレビューがarchitecturephoto.netに掲載されました。
http://architecturephoto.net/jp/2011/08/adcafe311_vol01.html
4組の発表およびその後のトークセッションの内容について紹介されていますので、是非ご覧下さい。
http://architecturephoto.net/jp/2011/08/adcafe311_vol01.html
4組の発表およびその後のトークセッションの内容について紹介されていますので、是非ご覧下さい。
2011年8月4日木曜日
8.15世界同時多発フェスティバルFUKUSHIMA! イベント「福島大風呂敷」のお知らせ
↓↓↓ADcafe.311 vol.01で発表してくださったアサノコウタさんが参加されるイベントのおしらせです↓↓↓
【福島大風呂敷】
「福島で大風呂敷を広げませんか?」
「大風呂敷を広げる。」
そんな言葉にどんなことを思い浮かべますか? つい大きなことを言ってしまって、そのわりには中身が伴わない、空回り。大半はあまりいい意味では使われない言葉かもしれません。ただ、ときとしてその大きな風呂敷を広げてしまったおかげで、後戻りできなくなって必死でがんばっているうちに、大風呂敷に見合うような立派な中身ができてしまった......なんて話を耳にしたのも一度や二度ではないはずです。
「プロジェクトFUKUSHIMA!」はその立ち上げにあたり壮大な大風呂敷を広げました。世界的に名前が知られることとなった悲劇の場所「FUKUSHIMA」を、世界が変わるための始まりの場所「FUKUSHIMA」へ変えていく。そんな大それた提案がすぐに実現するとは思っていません。でも私たちは大風呂敷であったとしても、切実な思いとして、これを世界に発信しました。世界と、互いと、自分と向き合い、議論し、考え、行動する、そんな始まりの場所となることを目指して声を出しました。今は中身の足りていない、夢物語のような話かもしれません。でも、言い始める、動き始めることからしか現実は変わってはいかない。そんなことに多くの人が薄々気付き始めたのではないでしょうか。そんなわけで、最初の一歩として一緒に実際に本物の大風呂敷を広げてみませんか ? そう、私たちにはそんな、くすっと笑えるようなシャレっけも必要だって思うのです。
2011年8月15日に福島で開催される「8.15世界同時多発フェスティバルFUKUSHIMA!」のメイン会場のひとつとなる四季の里は一面芝生の広場になっています。私たちはその芝生を膨大な布を集めて縫い合わせた大きな大きな風呂敷で覆ってしまうプロジェクトを考えています。多くの人が集まる会場に文字通り大風呂敷を広げてしまおうというものです。正直なところ、なかなかに大変そうです。できないかもしれません、無理かもしれません、でも、まずやってみませんか? 世界に向けて、未来へ向けての大風呂敷を、多くの想いや願いを繋ぎ合わせ、一緒に広げてみませんか?
「表面被曝を防ぐ大風呂敷!」
「福島大風呂敷」は放射線衛生学の専門家・木村真三博士のアイディアをもとに、美術家の中崎透とアサノコウタ、音楽家の大友良英らが中心となって福島のみなさんとともに行うプロジェクトです。8月15日にフェスティバル会場の四季の里で一緒に大風呂敷を広げましょう。芝生の上に布を敷く、そのアイディアは木村真三博士との話から始まりました。会場の放射線量のリサーチに訪れた際、会場となる四季の里は0.5~0.7μSv/h(マイクロシーベルト/毎時)と福島市内でも比較的線量が低く、専門家の視点においても「観客を一日この場所に連れてくることに対して問題はないだろう」というご意見をいただきました。ただ、3月11日以前の自然放射線量や、今現在の東京をはじめとした他の地域と比較した場合、放射線量が高いことは否めません。木村博士より「芝生の上に一枚の布を敷くだけでも表面被曝はかなり防げますよ。また、靴底についたセシウムの拡散を防ぐ効果もあります。風呂敷をみなで敷いたらどうですか、それをアート作品としてやってみては......」といったお話をお聞きして、主催者側の観客に対する念を入れた配慮としてこのようなプランが立ち上がった経緯があります。
「風呂敷&布地 募集」
「福島大風呂敷」をつくるための布地をお寄せください。風呂敷、ハンカチ、シーツ、手ぬぐいなどの布地なら、新品でも古布でも結構です(ただし、極端に汚れたものは除きます)。基本的にサイズは問いませんが、なるだけ大きい方がありがたいです(目安として、最小でも30cm×30cm程度)。すでに縫い合わせて、 ある程度の大きさになっているものも大歓迎です。下記の宛先までお送り下さい。なお、送料はご負担いただけますようお願いします。
風呂敷&布地の送り先:
福島県福島市置賜町1-29 佐平ビル8F プロジェクトFUKUSHIMA! 実行委員会 福島事務局
福島県福島市置賜町1-29 佐平ビル8F プロジェクトFUKUSHIMA! 実行委員会 福島事務局
「中風呂敷をつくって、送ってください!」
みなさんのお友達同士、仕事仲間同士で「中風呂敷」をつくり、送っていただけませんか?「福島大風呂敷」の一部となる「中風呂敷」の大きさは5m×5mです。みなさんで布地を持ち寄り、みなさんで縫い合わせ、みなさんで拡げて確認をしたうえで、送ってください。福島県へのメッセージの書き込みはもちろん、どのような布地でもかまいませんし、しっかりと縫いつけてあれば、手縫いでもミシンでもかまいません。みなさんでデザインした自由な発想の「中風呂敷」をお待ちしています。みなさんの「中風呂敷」が集まり、「福島大風呂敷」は完成します。ご協力、よろしくお願いいたします! (〆切りは2011年8月12日必着、上記の事務局宛にお送りください)
「縫い合わせ作業ボランティア募集」
「福島大風呂敷」製作の実作業を担当してくださる「お針子さん」のボランティアを募集します。断裁や縫製などの裁縫仕事が得意な方、特にミシンが使える方、さらにご自分のミシンを作業場まで持ってこられる方、歓迎します。もちろん未経験者の方も大歓迎です。なお、作業は7月下旬から8月上旬にかけて、福島市内で行う予定です。
*作業場は、福島交通飯坂線「泉」駅から徒歩5分のところにあります。
「大風呂敷を広げましょう!」
「8.15世界同時多発フェスティバルFUKUSHIMA!」メイン会場となる四季の里の芝生に、開催当日の8月15日に、一緒に大風呂敷を広げてくれるボランティアを募集します。 みなさんの想いの込められた大風呂敷を芝生いっぱいに広げましょう!
【日時】 2011年8月15日(月) AM9:00~
【場所】 福島市 四季の里(福島県福島市荒井字上鷺西1-1)
【主催】 プロジェクトFUKUSHIMA! 実行委員会
【主催】 プロジェクトFUKUSHIMA! 実行委員会
【共催】 福島市(福島市商店街等復興イベント補助対象事業)
【後援】 福島県(福島県地域づくり総合支援事業[サポート事業]補助対象事業)ほか
(プロジェクトFUKUSHIMA!についての概要)
「プロジェクトFUKUSHIMA!」宣言
2011年8月15日、福島で、音楽を中心としたフェスティバルを開催します。また、これをきっかけに様々なプロジェクトを長期的に展開していきます。タイトルは「FUKUSHIMA!」。「ノーモアフクシマ」でも「立ち上がれフクシマ」でもなく、なんの形容詞もつかない「FUKUSHIMA」。現在の、ありのままの福島を見つめることから始めたい。 そんな思いで、福島で生まれ育ったゆかりの音楽家や詩人らの有志が集まりました。地震や津波の被害のみならず、解決の見通しの立たない原子力発電所を抱える現在の福島では、フェスティバルどころではない、という意見もあるかもしれません。それでも、いやそんな時だからこそ、現実とどう向き合うかという視点と方向性を人々に示唆する力を秘めている音楽や詩やアートが必要だと、わたしたちは信じています。不名誉な地として世界に知られたFUKUSHIMA。 しかし、わたしたちは福島をあきらめません。 故郷を失ってしまうかもしれない危機の中でも、福島が外とつながりを持ち、福島で生きていく希望を持って、福島の未来の姿を考えてみたい。そのためにも、祭りが必要です。人々が集い、語らう場が必要です。フェスティバルを通して、いまの福島を、そしてこれからの福島の姿を、全世界へ向けて発信していきます。 FUKUSHIMAをポジティブな言葉に変えていく決意を持って。
プロジェクトFUKUSHIMA! 実行委員会
代表 和合亮一/遠藤ミチロウ/大友良英
「8.15世界同時多発フェスティバルFUKUSHIMA!」
日時:2011年8月15日(月) 9:00~21:00
会場:福島市 四季の里(福島県福島市荒井字上鷺西1-1)
あづま球場(福島県福島市佐原字神事場1番地 あづま総合運動公園内)
入場料:無料
主催:プロジェクトFUKUSHIMA!実行委員会
○パート1「福島大風呂敷」(9:00~11:00 四季の里)
○パート2「福島音楽解放区」(11:00~14:00 四季の里)
同時多発的に音楽ライブやパフォーマンス、ダンス、美術、サウンドインスタレーション等、様々な表現が行われます。演奏する場も出演者自らが選び、お客さんは会場内を自由に歩きながら様々な音楽を「発見」します。
○パート3「オーケストラFUKUSHIMA! & 福島群読団2011」(14:00~ 四季の里)
大友良英率いる巨大アンサンブル「オーケストラFUKUSHIMA!」、和合亮一率いる「福島群読団2011」の大競演。いったいなにが起こるかは当日までわかりません。事前に行われる【スクールFUKUSHIMA!】のワークショップに参加した方はこれらのセットへの参加も可能です。ぜひ体験してください。
○パート4「メルトダウンFUKUSHIMA!」(15:00~21:00 四季の里&あづま球場)
14プロジェクト、100人余りの出演者による福島初、そして福島発の一大音楽イベントです。ウォーターステージとフラワーステージ(四季の里)、スタジアムステージ(あづま球場)の3つのステージを使って様々なコンサートやイベントが展開されます。この様子はインターネットTV【DOMMUNE FUKUSHIMA!】により全世界に中継、また世界各地、日本各地で同時多発的に行われる【世界同時多発イベントFUKUSHIMA!】ともネット中継で結びます。単に福島を応援するのではなく、単に被害を受けたFUKSUHIMAを見せるのではなく、福島から世界に向けて積極的に言葉を、音楽を発信します。
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